世田谷区三軒茶屋の歯科【STデンタルサロン】

世田谷区三軒茶屋の歯科【STデンタルサロン】

HOME ≫ ブログ ≫

ブログページ

コロナ感染 いびき 睡眠時無呼吸症候群

ワクチン接種の優先対象となる基礎疾患に睡眠時無呼吸症候群が加えられました。

この疾患は自覚するのが難しく、疑いのある人は500万人と言われていますが、治療を受けている人はたったの50万人です。
ワクチン接種を優先的に受けられる機会を逃してしまう人が少なくありません。

睡眠中の無呼吸が7時間に30回以上もしくは1時間に5回以上起こると、睡眠時無呼吸症候群と診断されます。
重症の方が交通事故を起こす確率は、一般ドライバーの2.5倍と高い傾向を示します。

睡眠時無呼吸症候群の人は、新型コロナウイルス感染リスクが8倍、重症化リスクは2倍になるそうです。(ノースウェスタン大学)

いびきや無呼吸は8割の人において、仰向け寝から横向き寝に変えることで半減でき、無呼吸の改善が期待できるそうです。
(いびきは厚みのある高い枕で横向きに寝ることで姿勢が安定し、いびきをかきにくくなります)(抱き枕も良)

 
2021年09月06日 13:00

歯が健康な人ほど医療費がかからない?

高齢化社会では、年齢が高くなればなるほど医療費の負担が重くのしかかります。
生涯に支払う医療費は、2400万円にも達すると言われています。

今、虫歯や歯周病は口の中だけの問題ではなく、様々な全身疾患と深い関わりを持っています。

歯周病が進行して歯を失い、寝たきりにでもなれば介護費はかかり、全身疾患を患えば、さらに
治療費負担につながります。

歯の残存歯数と医療費の関係では、
    20本以上歯の残っている人・・・年間341,500円
    4本以下の人・・・・・・・・・・年間517,400円
健康寿命を延ばすためには、歯の健康が大切です。


 
2021年09月05日 19:00

歯と転倒の関係?

高齢者の3人に1人が転倒を経験しています。
転倒、骨折は要介護になる原因の12%を占めています。

20本以上歯が残存している人に比べて、19本以下で入れ歯も使用していない人は、
転倒リスクが2.5倍高まります。

また口腔機能低下(口が渇く、固いものが食べにくくなる、お茶・汁物でむせる)を自覚している人も、
転倒リスク(バランス機能の低下)が高い傾向がみられます。

人の頭は重いため、重心が上半身にあります。
嚙む力(咀嚼筋や歯根膜繊維)が脳に信号を送り、頭部の平衡が維持されているので、
歯の本数が少ないと嚙む力が低下、脳への信号が減り、頭部を不安定にし、転倒リスクが高まります。

 
2021年09月04日 19:00

1番の口臭の原因は?  口臭予防

口臭の原因には、朝起きた時の起床時口臭(生理的口臭)、虫歯や歯周病によるもの、ドライマウス、
口呼吸、ニンニク、玉ねぎなどの食品によるものなど様々です。

歯垢(プラーク)も口臭の原因なので、気になれば歯磨きを徹底している方は多いと思いますが、
舌磨きを見逃していませんか?

舌には舌苔と呼ばれる汚れが付着しています。口の中の剝がれた粘膜、歯周病菌がたまった白いものです。
揮発性硫黄化合物を発生させ、1番の口臭の原因です。

いくら歯磨きをしても、舌苔を取り除かなければ、口臭は改善されません。
毎朝1回、専用の舌ブラシでの舌苔除去を習慣的に行ってください。
 
2021年09月03日 17:00

今すぐやめよう危険な生活習慣?

特に若い女性に、顎関節症の方が増えています。
急に口が4㎝(指3本分)以上開かなくなったら顎関節症が疑われます。

足を組みながら食事やパソコンを長時間したり、寝ながらテレビを見たりと歪んだ姿勢が
顎の筋肉に不調和をきたすことで生じます。

女性の方は、仕事で高いヒールをはいて、家では裸足でと、高い低いを繰り返すことは良くないと
言われています。

その他、高い枕、電車・バスでの居眠り(顎は首・肩と密接に関係)、足を組みのは体の不調に影響し危険です。
 
2021年09月02日 12:00

根管治療  マイクロスコープ  保険か自費か

保険では
2021年09月02日 11:00

認知症になりやすい

3年後には、65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症患者になるといわれています。(厚労省推計)

歯がほとんどなく入れ歯も使っていない人が、4年以内に認知症を発症するリスクは、
歯が20本以上残っている人の2倍です。

歯の数が少ない程、脳の前頭葉や海馬が萎縮しており、歯の残存歯数と認知症の因果関係が明らかになりました。
歯を1本でも多く残すことが認知症予防につながります。
2021年09月01日 10:00

誤嚥性肺炎とは?  肺炎との違い

死亡の原因  第1位 がん(悪性新生物、腫瘍)、 第2位 心疾患、 第5位 肺炎、 第7位 誤嚥性肺炎 (平成30年)

年を取ると飲み込む力が弱まり、食べ物が気管に誤って入ってしまいます。(誤嚥)
口の中には、700種類以上の細菌がたくさん存在していて、その細菌が誤って気管に入り込むと、
肺の中で細菌が大繫殖して、肺炎を引き起こしてしまいます。

特に歯周病菌は、肺炎を引き起こすリスクを高めます。
肺炎と違って誤嚥性肺炎は、何種類もの細菌が混在しているため、細菌の特定が難しく、治りにくいため
死に至ることもあります。

虫歯や歯周病があれば、そのままにせず、きちんと治療しておきましょう。
2021年08月31日 19:00

歯周組織再生療法が保険診療で  リグロス  エムドゲイン

患者にとっては朗報で、ひと昔前の治療に比べると別世界と思われる程、治療法や薬が飛躍的に進歩しています。
歯周病の治療もその1つです。

歯の表面の汚れや歯石を取っても炎症が収まらないやや進行した歯周病では、歯を支えている歯槽骨の1部が溶けて
失われてしまっているケースが少なくありません。
この溶けてなくなった歯槽骨を元の状態に戻す治療が、保険治療で可能になりました。

【歯周組織再生療法】・・・【GTR法】【エムドゲイン法】があります。

エムドゲイン法は、豚の歯胚から精製したタンパク質を使うやり方で、保険適応外で1本当り5~20万円
が一般的です。

エムドゲイン法と同じ治療法で、豚ではなくヒト由来のリグロスを使用した治療が保険診療でできるようになりました。

【リグロス】・・・細胞を活性化させて歯根膜、歯槽骨を再生する新薬

従来の治療法や費用などを考えると、だいぶ負担が軽くなって治療を積極的に受ける方が増えています。
2021年08月30日 19:00

ジョギング前のストレッチはやらない方がいい?

ストレッチには、静的ストレッチと動的ストレッチがあります。

静的ストレッチは、よくジョギング前に見かける光景で、開脚、前屈など筋肉をじわじわと一定時間のばすストレッチです。
運動前の筋肉や関節がまだ温まっていない状態で、静的ストレッチで無理に筋肉、関節をのばすのは怪我の元になります。

静的ストレッチは、風呂上がりや運動後に筋肉が温まっている状態で行っていただくのがベストです。

動的ストレッチは、関節を繰り返しリズミカルに動かして筋肉を温め、関節を広げて動きをよくするストレッチで、
ジョギング前には、この動的ストレッチが適しています。

走る前の静的ストレッチは、無駄でしかなく、場合によっては怪我のリスクを高める可能性があります。
ただし、この静的ストレッチを習慣的にしている方が急に止めると、怪我をする割合も高くなるそうなので、
継続した方が怪我をするリスクが下がるそうです。
 
2021年08月29日 18:00