ドライマウス 口の中がネバネバする
ドライマウスは、唾液量の低下だけでなく、口の中の粘膜の保湿力の低下も認めます。唾液には、抗菌作用、再石灰化作用、粘膜保護作用、潤滑作用、食塊形成作用など重要な役割があり、
唾液量が減れば、様々な影響を及ぼします。

ネバネバタイプ
口の中が粘ついている、舌苔や汚れが付きやすい、唾液の粘調度が高い、ストレス性のものが多い
このタイプは、唾液の漿液性(サラサラ)と粘液性(ネバネバ)のバランスが悪いことが多く、
泡状の唾液が舌に残っていることがあります。
原因がはっきりしないときは、対症療法で、すこしでも和らげるようにします。
保湿剤がよく使用されますが、ネバネバタイプには、スプレーが適しています。
スプレーは即効性が高く、ネバネバタイプの方には、漿液性唾液の代わりの効果をもたらせてくれます。
携帯できますのでお手軽にいつでもどこでも使用でき、ジェルを手で塗るのが煩わしい方には最適です。
持続力はジェルに劣りますので、併用することをおすすめします。
2021年09月16日 10:00