要介護者の口腔ケア 感染予防 感染リスクを下げるために
生涯にわたって自分の歯で美味しく食べること。そのためには、歯科医院での定期的なメンテナンスが欠かせませんが、今後、残念ながら来院が難しくなる患者が増えていくことが予想されます。介護なされる方は、以下のことで
効率良く、的確なケアを行えると思います。
① 細菌・ウイルスは、口腔内に多く潜んでいます。飛沫感染による感染リスクを下げるために、まず初めに洗口剤(コンクールF,
ポイックウオーター)を使用します。
② 綿棒や指(グローブをすること)で口唇や口角にワセリンを塗ることで、裂けることを防ぎます。
③ 口が大きく開かない時は、蒸しタオルで首からお口周りを温めると効果があります。
④ ブラッシング時は、正面に立たず、常に横から行うようにすると、飛沫や、ブラッシング時のエアロゾルの飛散が顔に
かかることを防げます。
2022年07月01日 16:00