口腔内の細菌とアルコールの関係
日本人の2人に1人はガンにかかります。アルコールと口の中の細菌に関する研究で、慢性的な飲酒は、歯周病・口腔ガン・心疾患に関係する細菌が増加することがわかりました。
つまり、口の中のアセトアルデヒド(発がん物質)は、口や喉のガンの原因になるということです。
マウスリンス(含嗽剤)(洗口液)にアルコールが含まれているものは、使用を控えた方がよさそうです。
慢性的な飲酒は、唾液分泌量減少、胃酸逆流増加、口腔衛生低下、栄養状態悪化、アセトアルデヒド増加、口腔内細菌叢の変化をもたらします。
これらによって、●虫歯発生率3倍
●口腔ガン・食道ガン発生率増加
●歯周病リスク高まる
●口臭きつくなる
●歯に着色がつきやすくなる
●酸蝕症のリスク高まる
などの歯科的特徴を引き起こします。
最近の研究で、アセトアルデヒドの発生原因は、タバコや酒と考えられていましたが、舌苔からも発生していたことが明らかになりました。
舌が汚れていれば、舌ガンのリスクも高まります。舌も歯と同様に清潔に保ちましょう。
当院では、メインテナンス時には、必ず舌も磨いております。
2021年11月27日 10:00