世田谷区三軒茶屋の歯科【STデンタルサロン】

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上の歯が抜けたら縁の下、下の歯が抜けたら屋根の上  風習

 
江戸時代の中期ごろから【歯の神様】の信仰が始まったと言われています。
庶民には、口中医と言われた、今でいう歯科医師に診てもらうことなど到底出来なかったので、神頼み、まじないなどが、
唯一の手段であり、これに頼らざるを得なかったのです。
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今でも、多くの人々の記憶に残っている風習の一つに、大人の歯(永久歯)が無事に生えてきますようにと、抜けた乳歯を、
「上の歯が抜けたら縁の下へ、下の歯が抜けたら屋根の上に投げて、お願い事をする」いうのがあります。
「鬼の歯に生え変われ」と言いながら投げるというもので、丈夫な歯に生え変わってほしいという思いからで、
私自身も経験があります。

昔から、健やかな歯が生えてきますようにと、願いを込めた言い伝えやおまじないが伝えられています。


 
2021年11月16日 10:00