世界初 歯髄再生治療
歯周病で歯を支える歯槽骨が一部失った時に、以前からGTR法やエムドゲイン法で歯槽骨を再生させる治療法はありました。近年、親知らずや乳歯から採取した歯髄幹細胞を培養・増殖させ、神経を抜いた歯に移植することで神経を再生させる最先端治療が可能となりました。
根管治療の再治療をなくすことは、歯科の中でも最重要課題です。治療後の歯の50%が再治療(失敗)されているのが現状です。
たとえ根管治療が成功したとしても、歯根破折を起して、抜歯となる確率が生活歯(神経が生きている)に比べて失活歯(神経が死んでいる)の方が遥かに高くなります。
いくら高額で、きれいな補綴物(被せ物)を入れても、根管治療が上手くできていなければ、何の意味もありません。
神経が再生されれば、抜歯となるリスクも軽減されます。神経が残っている方が歯の質も強く、再治療もありません。
例えば、部活等で前歯をぶつけて神経が死んでしまった10代の方など、若ければ若いほど神経は再生させてあげた方がいいです
歯髄再生治療の適応年齢・・・7歳以上69歳未満
親知らずや乳歯の不要歯があることが絶対条件です。
2021年10月27日 12:00