審美歯科 歯肉圧排 1回で治るレジン治療 保険診療でキレイに
歯と歯ぐきの境目にできた虫歯治療で大切なことは、歯肉圧排をしているかどうかです。このひと手間がとても大事です。通常は虫歯を取り除き、このままレジンを詰めれば治療時間が短くて、患者もドクターも楽ですが、長持ちしません。
2次カリエスの原因にもなります。
この境目には、唾液、血液、歯肉溝浸出液など水分が多く、この水分がレジン治療には大敵です。
風をビューとかけて吹き飛ばす位では、乾燥状態を保つことができません。
乾燥状態を維持する方法が【歯肉圧排】です。(歯ぐきを圧迫して排除している)
歯ぐきの中に糸を入れていきます。利点として
●歯ぐきの下にまで、もぐりこんだ虫歯が進行していないか確認できる
●虫歯を取り除く時に、歯ぐきを傷つけない
●歯と歯ぐきの境目が明瞭になり、精密にレジンを詰めることができる
●水分に邪魔されないので、レジンの接着効果が上がる
虫歯を取り残さない、やり直しのない治療を心掛けるために、1つ1つの工程を確実に行うことはとても大切なことです。
2021年08月23日 11:00