お酒を飲むと口臭がひどくなる?
お酒を飲むとアルコールが肝臓で分解されて、まずは毒性の強い有害物質『アセトアルデヒド』、次に無害な物質『酢酸』に、最後は水と二酸化炭素に分解されて体外に排出されます。
肝臓の機能はその人の体格や体質に差がありますから、分解能力を超えるとアセトアルデヒドが血液中に流れ出し、その結果、
二日酔いを招き、酒臭い臭気が発生します。
また、お酒を飲んで寝ると、アルコールは口の中の水分を奪うためカラカラに乾燥させますので、さらに口臭がひどくなります。
タバコを吸い、歯周病をもっている方の飲酒による口臭は、相乗効果で新たな臭い物質を作り上げます。
(アルコールは、歯槽骨(歯を支えている顎の骨)に活性酸素を作りだし、歯周病を悪化させます)
2021年08月09日 10:00