世田谷区三軒茶屋の歯科【STデンタルサロン】

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TCH  歯ぎしり  顎関節症 知覚過敏

嚙むと痛い、冷たいものがしみるなど、不調を訴えても問題の場所が見つけられず、様子を見ましょうと言われた事がありますか?
もしかしたら、顎関節症の原因となるTCH(tooth contact habit)かもしれません。

TCHとは、上下の歯を無意識にくっつけている癖のことです。

本来、上下の歯は、会話・食べ物の咀嚼・嚥下時に瞬間的に接触するだけです。1日の接触時間は、20分以下です。
唇を閉じていても、上下の歯は接触せずに2mm程空いている状態、これが正常です。
上下の歯が軽く触れているだけでも、その時間が長ければ不調の原因となることもあります。

リラックス時にテレビを見たり、パソコン・携帯・車などを操作していたり、何かに集中している時におこりやすくなります。

無意識のうちに上下の歯を触れている方は、放置しておくと顎関節症・歯ぎしり・食いしばり、歯に亀裂が入ったり、割れたり
することもあります。歯周病も進行させて、知覚過敏の悪化にもつながります。
また、頭痛・肩こり・耳鳴り・めまいといった全身症状をきたすこともあります。
糖尿病の方は、糖尿病性THCになる可能性もあります。

ただ、THCは、自分では気付きにくく、自覚している方は少ないです。
知覚過敏がひどくなったり、歯の詰め物が外れやすくなったり、、起床時に顎がこわばったりする症状があるなら
上下の歯を接触しないように、常日頃から歯を離すことを意識してみると改善するかもしれません。





 
2021年07月04日 17:00