お口ぽかん 口呼吸は危険? 口唇閉鎖不全
お口ぽかん(口唇閉鎖不全)は、いつも、お口が開いている状態で、3歳~12歳のおよそ3割が罹患しており、年齢が上げるにつれて増加する傾向にあります。
小児期の異常な口腔習慣は、顔の成長と発達を妨げ、深刻な影響を及ぼすと言われています。
唇を閉じる力が弱くなると、上の前歯が前方に傾いて突き出したり(出っ歯)、上の左右の奥歯の幅が狭くなったりと、
歯並びにも悪影響を及ぼす可能性があります。
口が開いたままだと、唾液が減少し乾燥するため、様々なトラブルを引き起こします。
●虫歯になりやすい
●口臭がきつくなる
●ウイルス感染しやすい
●いびきを引き起こしやすい
●集中力が欠ける
●顔のゆがみを生じやすい
●舌癖が加わると開口になる
●歯に着色しやすい
●食べこぼしをする・食べるのが遅い
子どものお口ぽかんは、自然治癒が難しいため、早めに親が気付いてあげて、
○舌と唇の筋肉を鍛える『あいうべ体操』
○舌を鍛える『タンタン体操』『ベロまわし体操』
○かみ合わせを良くする『ガム体操』
○風船トレーニング
などのトレーニングで、お子さまの成長を妨げないようにしてあげましょう。
2021年06月19日 11:00