FLOSS OR DIE デンタルフロス プラークコントロール
デンタルフロスしますか、それとも死を選びますか? アメリカでは、デンタルフロスをしないと、死につながる病気になります。このようなキャッチコピーで、国民に警告しています。
口の中は、700種類以上の細菌の温床です。これらの細菌が心筋梗塞・高血圧・糖尿病・脳梗塞・肺炎・ガンなどの病気に関係している
ことが分かっています。心臓病の手術の前に歯のクリーニングをしに来院される方も少なくありません。手術が成功しても、
口が清潔でなければこれらの細菌から感染して、残念な結果になることもあるからです。
私は、毎日3回、食後に歯を磨いているから大丈夫です。と思っていませんか?
日本は先進国の中でも、最も虫歯の多い国です。毎日歯を磨く人は95%にもかかわらず、成人のほとんどの人が虫歯を持っています。
これは、間違った歯磨きをしているからです。
●大きな歯ブラシでゴシゴシ大きく動かしながら磨いていませんか?→(歯が削れ知覚過敏の原因に)(歯垢は優しい力で落とせます)
●鏡を見ないで、目を閉じながら、歯のどこを磨いているか認識していますか?
虫歯ができるのは、磨き方が足りないのではなく、磨く場所・磨く道具・磨く時間・磨くものが間違っているからです。
歯磨きの目的は、歯を磨くことではなくて、細菌の温床である歯垢(プラーク)をとることです。(プラークコントロール)
歯ブラシだけでは、歯垢が60%しか取り除けません。デンタルフロスの併用で90%近く取り除けます。
デンタルフロスを使わないのは、先進国で日本人位です。
デンタルフロスを使い、歯と歯の間の歯垢を取り除き、清潔に保つことは、歯の健康を守り、全身疾患のリスクを避けるためにも重要です。
2021年05月26日 18:54